膀胱の直下にある男性のみ存在する臓器

前立腺の大きさはくるみくらいで、重さは20グラムから25グラム程度である。

役割として、生殖に不可欠な前立腺液を分泌するほか、精子を保護する役割も担っているのである。

前立腺液は、前立腺の外腺部分において作られており、栄養源が多く含まれているのである。

精嚢液を精子と混合して精液を作ったり、尿の排泄などが行われているのであるが、精液の3割程度が前立腺液である。

尿を排泄するときは、尿道括約筋をゆるめ尿が膀胱から尿道へ出ていけるようにするのである。

因みに尿の排泄がおわると、尿道括約筋をしめ尿の漏れを防ぐのである。

前立腺は思春期に急激に成長を始め、10代後半から30代前半にかけてゆっくりと大きくなり、40歳以降になると生殖能力の低下に伴い萎縮していくものである。

前立腺が肥大してしまうと、排尿が困難になるほか、残尿感を覚えたりするなどの症状があらわれてくるのである。

前立腺肥大を予防するには、食生活において脂肪分を摂り過ぎないこと、軽めの運動を欠かさず行うことが大切である。

効果がある食べ物としては、魚介類や緑黄色野菜、ウリ類があり、十分な水分補給も行うことが肝心である。

部位がある位置を正確に把握

男性のみに存在している前立腺の場所は、膀胱の出口と恥骨そして直腸に挟まれているところです。

その前立腺の真ん中に、尿道が通っています。

栗の実の形に似ていて、重さは約20gほどです。

高齢になるにつれ肥大する人が多く、その場合尿道が圧迫され尿の通り道が狭くなり、排尿障害が引き起こされます。

前立腺には外線と内線があり、尿道の周囲のある内線は前立腺肥大をを起こしやすく、その周りにある外線は前立腺がんを起こしやすい場所です。

前立腺の働きの一つは前立腺液という精液を分泌し、精子の運動を良くする事です。

精液の約13~33%が前立腺液で、精子に栄養を与え保護しています。

また、尿の排出時のコントロールをする働きもあります。

前立腺肥大の場合は、生活に支障がなければ特に治療は必要ないのですが、長期間放置すると排尿困難となったり、尿毒症となってしまう時もあります。

軽症から中症では薬物治療が一般的です。

主にオキセンドロンという注射薬を用いたり、アルファワンブロッカーを内服で服用します。

その効果が十分でなかったり、日常生活に支障が出る場合には手術を行います。

経尿道的前立腺切除術という方法で、これは尿道から内視鏡を挿入し、先端の電気カンナで前立腺組織を切りとって尿道を広げるというものです。